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1WM 006 「春夏秋冬そして春」 witten by shing
今回は私セレクトの作品ということで自分なりの思惑がありました。

それはTAPに入るまではこういう作品にあまり触れることがなかったであろうNAK氏の反応でありました。結果は彼の感想を見てもらえばわかるように、キム・ギドクはやはりホンモノであるという認識にいたった次第です。

ギドクの作品をほぼ全作見ている私にとって本作は彼のなかでも特別なポジションを占めていると思います。今までの暴力描写を廃し、背景設定も現代とは少し異質のもので、まさしく新境地を鮮やかに開拓しえた作品だと思います。
もちろん従来の自分のスタイルをも残しつつですが。

彼の表現の中で気になるものが、可視/不可視の表現です。

-小僧がいたずらに生き物を殺生している。それを少し離れたところで「困った子だ」というように見つめている老僧-

これは映画の一シーンですがギドクは可視/不可視の因果関係を第三者にのみ提示してプロット上の登場人物には明かさない。
この手法を多くの作品で形を変えて表現しています。あるときはヤクザが、あるときは娼婦が・・・

そしてこの手法こそがギドクのプロットを観客に釘付けにするひとつの要素であると思います。

もちろん絵描きらしい圧倒的な美的センスは言うまでもありません。
ちりばめられた儒教思想、ミクロからマクロへと発展を遂げる輪廻転生の観念、
一人の人間の一生でここまでの広がりをみせるとは。。。

それだけ個人個人の人生は波乱に満ちているものなんだなと思いました。
そして人生は残酷だけれどもやはり美しいと。。。

92/100
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【2008/06/14 21:54】 | 006 「春夏秋冬そして春」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 006 「春夏秋冬そして春」 witten by nak
1WM 6回目の作品は、「春夏秋冬そして春」

キムギドク監督の作品ですが、私はこの監督の作品を観るのは初めてで、
この1WMという企画がなかったら、この作品と出会うのにもっと多くの
時間を費やしただろう

さて、映画の感想としてはまずはシンプルに書くと
非常に良い映画。一観の価値ありです。
なんと言ってもこのこの美しさ、そして人間の描写力
映画開始から終わるまでその美しさは圧倒的で、映画を見終わった後でも目を閉じれば
その風景が脳裏に残る
また、その他の映画と比べると全体的にセリフが少なく
(これはこの監督のやりかたと言う事は後で知ったのですが)
そんな状態だからこそかも知れないが、人間っていう物がぐんぐん伝わってくる

この映画、将来おそらく何度か観る事になるだろう

採点は92点
採点基準が曖昧なままなので、あくまで主観的な採点です
【2008/06/07 11:19】 | 006 「春夏秋冬そして春」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 006 「春夏秋冬そして春」 witten by knr
遂にキム・ギドク作品を観ることになりました
いつか観ざるを得ないとは思っていましたが、ずっと敢えて敬遠してきました
理由は、あまりにも周りの人が勧めるからです
その薦めのズレがないことはわかっていたので
この監督の作品がどれだけ自分の感性に影響を与えるのかが怖かったのです
ただ、この作品は、この監督にしてはライトな作品
その情報は持っていたので、そして1WMということで観覧決心

で、感想です
非常に感性に直球! 緩やかで美しい切れのあるインロー!
あまりに綺麗な球なので、見とれて見送る始末
自己解釈を交えつつ、時間をうまくコントロールし、
型に捉われない「新しい神話」を完成させていました
監督の心の中にあるコンセプトが気持ち良いくらいに伝わりましたし、
同時に、映画に対しての執念を感じれました
多分、自己剥き出しの映画を撮り続けてきたからこそ緩急をつけれたのだと思います
全体的に余裕があり、静と動を存分に表現していました

決して嫌みのない演出
閉鎖的な世界を舞台にしたからこそ俗的な世界が素直に入ってくる
またその圧倒的なロケーションは、印象に残り、今もその音すら聞こえます
人間の根源を諭そうとしたこのキム・ギドク監督は、ポリシーの塊です
ただただその描写力とアイデアに脱帽しながら、
画面の前で喫煙すらしなかった私

この監督の作品は麻薬になるかもしれません
やはりしばらく封印を・・・

私的視点の採点は、85/100
残りの10点くらいは、時が埋めてしまうかもしれません。
【2008/06/02 22:06】 | 006 「春夏秋冬そして春」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 006 「春夏秋冬そして春」 selected by shing
syun.jpg

「春夏秋冬そして春」

【スタッフ】
監督: キム・ギドク
製作総指揮: チョン・ホンジョ
音楽:パク・ジウン
脚本:キム・ギドク

【キャスト】
オ・ヨンス、キム・ジョンホ、ソ・ジェギョン、キム・ヨンミン
ハ・ヨジン、キム・ジョンヨン、チ・デハン、チェ・ミン、キム・ギドク

【作品データ】
製作年度: 2003年/製作国・地域: 韓国/上映時間: 102分

【解説】
1996年のデビュー以来、人間の痛みと悲しみ、社会への憎悪を
独特の映像美と残酷性で描いてきた韓国の異端作家、キム・ギドク。
山奥の湖の湖面に佇む小さな寺を舞台に、ひとりの男の人生を
5つのエピソードで語る美しく静謐なドラマ。
山水画をほうふつとさせる韓国の名勝の国立公園をロケ地に選び、
国民的民謡歌手キム・ヨンイムが歌うアリランが、映画を情感豊かに彩る。

【あらすじ】
舞台は、桃源郷のように美しい湖上に浮かぶ、静寂に包まれた寺。
穏やかに年月を過ごす幼子と彼を見守る老僧が二人で暮らしている。
無邪気な子供が成長し、少年から青年、中年そして壮年期へといたる
波瀾に富んだ人生の旅程が、不思議な水上の庵の美しい季節の変化の中に描かれる。
人間の一生を四季の変化に重ね合わせ、この世に生きるすべての人々に贈る、
美しくも感動的な人生の四季の物語。
【2008/06/01 03:08】 | 006 「春夏秋冬そして春」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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