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1WM 012 「青いパパイヤの香り」 witten by nak
圧倒的な映像の美しさに目を奪われる映画です
ピントが一部分にしか合わさず、よってその一部分のみが浮き彫りになって
見えるという表現をしたり、極端にアップにしたインサートを使ったりと、
こだわって撮影をしているということがわかる
しかし、それだけでなく映画全体の世界観が既に美しいということがこの映画の一番の
魅力だと思います

映画全体に流れている音楽や虫の鳴き声もストーリーと溶け込んでいて心地よいです

ストーリーとしては、ある少女の成長を描いているのですが、淡々としています
全体的にセリフが少なく、ちょっとしたしぐさや表情にその心境が表現されている部分が
多く、それを見逃してしまうとただの美しい映像ということになってしまいかねないです

この映画は何度か見直して観たのですが、私自身の洞察力ではまだまだ解らないところが
あり、観れば観るほどに新しい感じ方・考え方が生まれてきます

もっとベトナムのことについて勉強し、将来もう一度観たい映画と思いました

75/100点
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【2008/09/04 22:43】 | 012 「青いパパイヤの香り」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 012 「青いパパイヤの香り」 witten by shing
ようやく観れました。

何年もそのままで結局この監督の作品は、「シクロ」が先になってしまいましたが・・・
感想としては映画史を紐解くときアジア映画のエポック的な作品として評価を受けるだけ
あってすばらしかったです。
アジアの多湿な息苦しい気温を舞台となる家に閉じ込めているとでも言いますか
光や植物や生き物の細かな一つ一つが世界観を構成している。

脚本から映像へと昇華する時点において、ただ文字をなぞるようにカットを重ねていっても
仕方ないわけで(ほとんどの映画がそうですが)
この監督の演出というのは言葉で説明する域を超えていいいみでビジュアル的な感性が
すばらしいんだと思う

一番好きだったのはシークエンスの絶妙な尺だった。
間延びするほども長すぎず、短すぎず。
そこでネックのなったのが10年後に時間が飛んだというところ
そこの10年をknr氏はさらに深く検証したわけだけど僕にはストーリー構成のひとつとして
しかみなかったことで解釈が少し異なったのかもしれない
前半だけでひとつの作品として簡潔できる気がしたんだけどここらへんは好みなんでしょうか?

ラストシーンのあまりの暗喩ぶりに、ここに行き着くために監督は主人公の成長の過程をみせたかったのかも
技術的にもとてもためになる作品だし、もう一度観たときにまた違う感想になるかもしれません

アジア映画の多くは人物が一貫してあまり感情的ではないし、これは国民性なんだろうけど、表層をなぞるストーリーにたいして感性豊かな表現が盛り込まれるわけで、ホウ・シャオシェンからエドワード・ヤンまでアジア映画の一貫したテイストはたいして変わっている感じはないしこの監督はそのしみついたアジア的史観を持ちながらもメタファーや世界観においてさらに突き抜けた次元にいるように思う。

今は村上作品の映画化を静かにまつしかないですね(笑)

90/100
【2008/09/02 09:59】 | 012 「青いパパイヤの香り」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 012 「青いパパイヤの香り」 witten by knr
私セレクション 理由は村上春樹繋がりです

先日非常にセンセーショナルな情報が映画界を震撼させました
それは、村上春樹の「ノルウェイの森」の映画化・・・
個人的には「ノルウェイの森」は聖書のような存在
多分、100回近くは目を通しています(ことあるごとに手に取る)
そういうわけで、その監督をするトラン・アン・ユンは超私的トレンド
「シクロ」は観たことありましたが、かなり前ですし、
その当初は私も「青い」若者でしたのでその検証力は稚拙・・・
で、その情報を発見した1時間後にオークションで落札し、
このDVDを手に入れ、良い機会なので1WMに抜擢しました

感想は単刀直入です
非常に素晴らしい作品でした
多分、ここ数年でもこんなに考えさせられる作品は無かった
ただ、その奥深さというのは、内容ではありません
要は作品全体の「質感」なのです

確信的に前衛をするわけでもなく、この監督のナチュラルな感性は
そこいらのセンスを持った監督では到底真似できないモノ
恐らく何度もテイクやリハを重ねて撮影したんでしょう
その微妙な映像の「匂い」とディティールには全て意味があります
何故ここでカメラはこの場所を捉えるか 何故このシーンは逆光なのか
それらの点と点の繋ぎが尋常じゃなく「苦労」して作られている
サブカルチャーの世界では、音楽やらオシャレやら可愛いやらで
解決されそうな映画ですが、志のある人間が観ればその「根拠」を
ずっと考えながら最後まで観ているのだと思います

時代背景やメッセージ性などは観客に想像させ、
丹念に空気感を切り取り、少ない言葉と情報で、
全てを表現し切っており、必要最小限以下の演出は、
この監督の力の象徴的行動だとも思えました
また、ラストシーンの「いなし」は、私を混乱させるまでもったいつけました
女性の開花なのか、社会的オマージュなのか
時間を贅沢に扱いながら一気に落とされるこの快感は、
かつて私がJ・L・ゴダール「女と男のいる舗道」を観て感じた衝撃に似ていました

見終わった後に議論を重ねることができるこの異常なまでの繊細な作品
村上春樹氏が選んだこの監督の視界に私は期待をします
映画的な評価で85点 ただ自分的な視点では95点
検証する力に自信がある多分のに、この作品で何も感じることができない人は、
多分、私と合わない人なのだと思います

深い感想は、TAPのメンバーだけに語ります
だって、この場に全て書いてしまうには余りにも時間が必要だし、
感性を共有する必要が無い人にこの想いを伝えるほど、
私は私の頭の中を容易に理解してもらいたくありません
それほど、この夏の夜の私の頭にガッチリはまりました。
【2008/08/24 21:49】 | 012 「青いパパイヤの香り」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 012 「青いパパイヤの香り」 selected by knr
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「青いパパイヤの香り」

【スタッフ】
監督: トラン・アン・ユン
製作総指揮: クリストフ・ロシニョン
音楽: トン=ツァ・ティエ
脚本: トラン・アン・ユン

【キャスト】
トラン・ヌー・イェン・ケー 、リュ・マン・サン
グエン・アン・ホア、クエン・チー・タン・トゥラ、ヴォン・ホイ

【作品データ】
製作年度: 1993年/製作国・地域: 仏・ベトナム/上映時間: 104分

【解説】
パリ郊外のセットの中で在仏ベトナム人監督やスタッフたちによって
再現されたサイゴンで、一人の女性の生涯を淡々としたリズムで語った一編。
監督のトラン・アン・ユンは幼い頃フランスに移住し、リヨンの映画学校を卒業。
本作品ではカンヌ国際映画祭で新人監督賞。アカデミー賞外国語映画賞にもノミネート。
出演は、幼いムイに、リュ・マン・サン、成熟したムイにはトラン・ヌー・イェン・ケー。
ムイを雇う一家の母にトルゥオン・チー・ロック、父にトラン・ゴック・トゥルン、
そしてムイの憧れの対象クェンにヴォン・ホア・ホイが扮している。
ほとんどの俳優がフランス在住のベトナム人で映画初出演。

【あらすじ】
サイゴンのある資産家の家に、10歳の少女ムイが奉公人として雇われて来た。
その家には優しい女主人と根無し草の旦那、三人の息子たち、
そして孫娘を失って以来二階にこもりっきりのお婆さんがいた。
ムイは先輩女中に教えられ、一家の雑事を懸命にこなしていく。
そして彼女は、ある日長男が連れてきた友人クェンに恋心を抱く。
【2008/08/24 14:11】 | 012 「青いパパイヤの香り」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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