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1WM 013 「エレファント」 witten by shing
観よう観ようと思いながらも結局観ずじまいという
映画は数しれず、思う存分映画に没頭できた学生時代を懐かしむ
ピーターパン症候群の気が最近ひどいような気がする今日この頃。
この作品もメンバーのokam氏にさんざんぱら薦められてようやく観れた作品ダ。

実際に起こった事件を取り扱うドキュメンタリックな映画は数あれど、
ここまで透徹して客観的なカメラアイと透明感でもって描いた作品というのは
お目にかかったことがない。

表現者というのはある種のradicalな意志を持つべきだと思う。
共感を得る、感動を分かち合うという感覚は実は表現とは別次元
にあるのではないだろうか?と常々思うのです。
永久に論ぜられる「娯楽」と「芸術」の差異ということなのか。。。
そういう意味でこの作品は表だっては非常に淡々と進んでいくにも関わらず、
とても強靭な攻めの姿勢が伺える。

映画はまるでその銃撃事件の現場の再現を観ているかのようなリアルさがありながらも、映像表現の独特な時間交錯が盛り込まれている時点でやはりこの作品はfictionなのだと悟る不思議な感覚を映画内で共有した。
本作は構成、編集で全く違う顔を見せることができるその可能性というものの裾野をさらに広げたというところで高く評価できるし、ガス・ヴァン・サントは素人の扱い方についても非常に心得ているとも思った。青年を撮り続けてきた彼の一つの到達点であることは間違いない。

80/100

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【2008/09/20 18:09】 | 013 「エレファント」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 013 「エレファント」 witten by nak
1999年アメリカで起こった銃乱射事件
かなり悲惨な事件だったということをニュースで見た記憶がある

残念ながらその記憶は既に薄れていたのか、又は遠く離れたアメリカで
起こった事件なのであまり気にしていなかったのか、今回この映画を観て
その悲惨さを再認識させられた

やはり映画というものは、その時代に発生した事件や問題等を
表現していることがあり、その時代背景を描いている事が良くある
以前に1WMに登場した、「サルバドールの朝」もスペインの時代背景を
描いている映画だった

その時代に起こった事件を、後世に伝えていくにあたり新聞や教科書だけでは
不十分と感じる事があり
そこで、映画のように違ったアプローチから後世に伝えていくという事も重要だと思う
ま、一つの事件を学ぶのに2時間必要とし、時間的デメリットになるかも知れない、
しかし映画の方が心に響くと思うし、確実に伝わっていくと思う


エレファントという映画のすばらしい点は、製作者側の憶測を排除し
事実を忠実に表現している
そしてその表現も、あまりにも普通すぎる高校を描く事で、銃乱射のシーンをより
衝撃的に表現している
実際、銃乱射のシーンはかなりのインパクトがあった

70/100点
【2008/09/16 17:44】 | 013 「エレファント」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 013 「エレファント」 witten by knr
TAP東京班、okamの好きな作品「エレファント」 それをshingがセレクト

公開当時話題になっていたのは知っていたけどやはり観ていなかった
そういうわけで1WMはいつも少し得した気分になります

コロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件は今でも記憶に残っています
日本国内ではゴシップのように、時には必要以上の心理的検証がありました
サブカル層には、この犯人を崇拝していた現象も起こっていた
キレる若者 そのいうキーワードにバッチリはめて私は少々しらけていました
結局、このような事件は、現象学で語るのはタブーで、至って個人的な事情が絡み
運悪くその方向性が具現化するニッチなケースです
もちろんマスコミは、ニッチな事件を仰々しく現象化するプロであって、
私達はそのマスメディアに踊らされることなくちゃんとメディアリテラシーの原則の元で
自分なりに解釈すれば良いと私は思っています

と書いてしまうとやはり仰々しくなりますが、
この監督はそれらの細々したゴミ的な論調をうっちゃって非常に美しく描いていました
動機に理論などはなく、殺意は課程であって何の思想も描いていません
間違ってもこれはメッセージ映画ではないのです
ただ、スクリーンに映し出される主人公達の日常は、妙に普通で
だからこそこのラストに起こる無機質な乱射シーンは冷たく響いた
何よりそれら全ての描き方、主人公達の日常の交錯が心地良い
色は北欧系、登場人物はナチュラルで新鮮な演技(ほとんどが素人)
okamが好むというのも非常に理解ができますし、私も単純にこの演出は好きです
ある意味この静かな衝動を軽やかに描いた演出は誰もしなかった手法でもあります
前衛を気取ったり、複線をぶった切る軽快で綿密なプロット
日本の映画監督もこのシタタカナ演出と質感を見習ってほしい

ボウリング・フォー・コロンバインを観て、また再び本作のプロットの裏側を検証します
映画的には70/100点 ただ、このナチュラルな質感はずっと印象に残ります。
【2008/09/14 22:53】 | 013 「エレファント」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 013 「エレファント」 selected by shing
elephant

「エレファント」

【スタッフ】
監督: ガス・ヴァン・サント
製作総指揮: ダイアン・キートン、ビル・ロビンソン
脚本: ガス・ヴァン・サント
撮影: ハリス・サヴィデス

【キャスト】
ジョン・ロビンソン、アレックス・フロスト
エリック・デューレン、イライアス・マッコネル
ジョーダン・テイラー、ティモシー・ボトムズ

【作品データ】
製作年度: 2003年/製作国・地域: アメリカ/上映時間: 81分

【解説】
全米を震撼させたコロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件に衝撃を受けた、
『誘う女』のガス・ヴァン・サント監督入魂の問題作。
彼は世界に向けて「なぜ?」と問い続ける。
素人の高校生の実体験から真実の言葉を引き出した本作は、
2003年のカンヌ国際映画祭で史上初のパルム・ドールと監督賞のW受賞という
快挙を果たした。“あの事件”の脆くて傷つきやすい少年達の日常がリアルで切ない。
静かだが強い衝撃を残す最高傑作。

【あらすじ】
オレゴン州ポートランド郊外の高校。ジョン(ジョン・ロビンソン)は
アル中の父親のせいで遅刻し、イーライ(イライアス・マッコネル)は
カメラ片手に公園を散歩。いつもと同じ一日のはずだったが…。
【2008/09/14 22:26】 | 013 「エレファント」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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