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1WM 032 「浮き雲」 written by shing
続けてのカウリスマキ
出世作ともいえる今作のほうが知名度はあるかもしれない
ある意味でカウリスマキの役者への求める演技の姿勢というのが一番正当であるともいえると思う
それはある種オペラや演劇のそれとは対極にあると思う
TAPの活動期に劇団と深く関わった時期もあったが常々わき起こる違和感が・・・それはなにだろうと思っていて幾年月、カウリスマキの映画を観て答えがでました
舞台という性質上、どのような感情でもある程度声を張り上げる必要性があり、音や仕草によるデフォルメが基本的に大きい
それを日常的なリアルさに落とし込むことができない点が演劇の好きになれないところであると自分で気がついた
カウリスマキはといえばあまりにも無機質なところがあるかもしれないがもともと寡黙な自分にとってはちょうどいいころあいなんですなw
それよりもなによりも今作は究極の夫婦愛が描かれていると思う
どんな状況に落ち込んでも甘んずることなく受け入れ痛みをともにする二人(途中でささいな喧嘩もあったが絵に描いたような夫婦喧嘩に比べればかわいいもんです)
そして最後に未来に希望がもてるほどの幸せをかみしめて終わる・・・
もともと口数すくなな二人が最後でとても「今を」かみしめている感じがする
それはそれまでのトーンの効果でもあるとおもう
「キッチンストーリー」のベント・ハーメルも似たような映画のトーンを持っている
もともと持っている北欧人気質のようなものか
とにかく好きです
90/100
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【2010/02/14 00:00】 | 032 「浮き雲」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 032 「浮き雲」 written by nak
前回に引き続き、カウリスマキの作品
真夜中の虹と似ている部分が多々あります

主人公が運に見放され、どんどん不幸になって行くが
それを受け止めて気丈に生きて行く姿が共通していると感じました
そして、フィンランドという国の状況か、真夜中の虹でも
雇用に苦しむ姿が描かれていましたが、浮き雲では雇用に苦しむ姿が
メインに描かれています

カウリスマキ映画の素晴らしい所は、主人公は職を失い、
何をやってもうまく行かずに、どんどん不幸になって行き
ついには何もかもを失ってしまう所まで行ってしまうのですが
しかし、観ているこちらはそんな映画の世界にグイグイ引き込まれて行ってしまう
そんな感じがします
そこにはハリウッドの様などんちゃん騒ぎや、泣いたり怒ったりといった様な
大きな感情の起伏もないですが、妙なリアリティがあります
やはり、リアリティには大きな感情の起伏は必要ない事が解ります
映画のストーリーはもちろんの事、映像や役者の演技など全体的なクオリティの
高さが成せる技だと思います


映画のストーリーで強く感じたのは、あきらめずに努力し続ける事の大切さを
強く感じました
映画である以上、何らかの具体的な形を残して終了するので解りやすいですが
人生に置き換えた時にハッピーエンドとなるポイントをつかみ難いため
自分なりに努力をしていても思う様な結果が出なかった時はついつい
どうせ俺なんかという思いに至ったり、今の世の中じゃぁ・・・という
思いに至ったりして志半ばにして挫折してしまう事はよくある事だと思います

結果を出すべき期限を決定できるのは、他ならぬ自分自身だけである事は
明確で、もしかしたら既に成功の一歩手前まで来ているのに焦ってその期限を
早めてしまい、挫折してしまう事は残念な事です

浮き雲では、感情の起伏はあまり描かれていなかったものの、
気丈にがんばり続ける姿は綺麗に描かれていました
私自身もまだだがんばらないといけないなと思える様なストーリーで
2010年の1WMスタートを飾るにふさわしい映画でした

80/100

ハラハラドキドキなエンターテイメントな映画
よい映画です
【2010/02/13 23:09】 | 032 「浮き雲」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 032 「浮き雲」 written by knr
前作に引き続き、フィンランドのカウリスマキ作品

良かった! というか実はドキドキしました
お話自体は推理物とかそういうものではなく、人間ドラマなのですが
根底に不況というキーワードがあって、明日の我が身・・・

中年の夫婦が職を失いどうしようもないところまで落ちてしまう
そのリアルさがなんとも心苦しいというか・・・リアルに思えました
かと言って大きなイベントがあるわけでもなく、次第に生活が追い込まれていく様が、
なんともナチュラルで、今の日本でもこのような状況下は隣り合わせなのかもしれません
最終的には二人は救われるのですが、その救われ方もある意味偶然ではなく必然で
スッとストーリーに組み込まれていく演出になっています

また、色が良かったです 正確に言えば監督の拘りではなく
既にフィンランドの色が素晴らしい
家具や家の壁の色一つとっても私は好みでした

にしてもカウリスマキ監督作品は、登場人物が非常にクールです 何事にも動じない
見方によっては無感情な印象を持つ方がいるかもしれませんが、
多分、人間ってそういうもんで、映画ならではの過剰な演出が無い分、
先に書きましたが、妙にリアルさがあるんです

そのドキドキしている感情がけっこうピークになった時に
絶妙のタイミングで救われるのですが、私は勝手にガッツポーズをする感じでした
そういう意味では物凄く感情移入できた作品です
あと、フィンランドの見てくれ以外生活感(不況とか)っていうのも知ることができました

ライトな作りなのにグッと視聴者を引き付ける演出
そして、軽いユーモアと社会情勢をリアルに入れ込んだ良作

85/100

ガンガン描くメッセージ映画というのも私は好きですが、
この作品のようにナチュラルにその部分を描写するセンスに共感
やはりさらに他の作品も見たくなってきました。
【2010/02/07 03:21】 | 032 「浮き雲」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 032 「浮き雲」 selected by knr
ukigumo

「浮き雲」

【スタッフ】
監督: アキ・カウリスマキ
脚本: アキ・カウリスマキ
制作: アキ・カウリスマキ
撮影: ティモ・サルミネン
音楽: シェリー・フィッシャー
編集: アキ・カウリスマキ

【キャスト】
カティ・オウティネン、カリ・ヴァーナネン
エリナ・サロ、サカリ・クオスマネン

【作品データ】
製作年度: 1996年/製作国・地域: フィンランド/上映時間: 96分

【解説】
失職した夫婦が苦節の末、希望を見いだすまでを、
簡潔ながら豊かなタッチで描いた一編。
監督・製作・脚本・編集は、「マッチ工場の少女」「愛しのタチアナ」などの
フィンランドの異才、アキ・カウリスマキ。
撮影のティモ・サルミネン、美術のマルック・ペティレとユッカ・サルミ、
録音のヨウコ・ルッメ、衣裳のトゥーラ・ヒルカモらはカウリスマキ組の常連。
出演も、カティ・オウティネン(「マッチ工場の少女」)、
カリ・ヴァーナネン(「ラヴィ・ド・ボエーム」)ほかカウリスマキ組の常連。
なお、本作は、前作までカウリスマキ作品の顔だった
マッティ・ペロンパー(95年死去、本作ではポートレートの
写真で特別出演)に捧げられている。
97年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第3位。

【あらすじ】
不況のため共に職を失ってしまった、レストランの給仕長イロナと
電車の運転手ラウリの夫婦。
二人は次の職が見つからず苦しむが、やがてイロナがレストランを
営むという目標を見い出し、共に手を取り合って夢の実現に励む。
【2010/01/24 14:20】 | 032 「浮き雲」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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