FC2ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
1WM 046 「ノルウェイの森」 written by nak
ノルウェイの森についていちいち説明する必要は無いと思うが、
1000万部以上の発行部数で、全世界で読まれている村上春樹の
大ベストセラー小説です

映画が上映される2ヶ月程度前に小説を読んだのですが、
話題となっている小説だけあってさすがに面白い
と、同時に映画かは難しいだろうという事が直感的に分かりました
これだけの超大作を2時間程度の映像に押さえる事が出来るのだろうか、
文字だから出来る細かい表現やアート的な部分を表現できるのだろうか、
そういった疑問を抱きながら映画館に足を運びました

で、1WMとしては珍しく映画館での映画鑑賞となったわけですが、
映画を観て感じた事は、色・光の当て方やインサートの映像的な部分は
良かった。青いパパイヤの香りのトランアンユン監督だから出来る
映像美がそこには広がっていた
おそらく、日本の監督などではノルウェイの森の世界観をこのような
映像美で表現する事は出来なかっただろう

しかし、ストーリーはどうだろうか
やはりこれだけの超大作を2時間30分程度の枠に収める事は難しかった
実際私の場合は小説を読んで直ぐという状況だったので、そのストーリーを
理解する事は容易でしたが、小説を読んでいない人がこの映画を観たとき
おそらくほとんど理解できないのではないだろうか
それくらいストーリーの展開が早かったです
それ故に、一つ一つのシーンの持っている意味が薄くなっているような感じが
しました
青いパパイヤの香りでは、一つ一つのシーンの間や映像が綿密に計算され
ゆっくりとした感じだが長過ぎないという間の取り方で、ちゃんとた意味が
有るものと感じていました
それが、今回は小説を忠実に再現するという事もあったのか、小説の浅~い部分を
さらっと流したかのような映画に感じました
さらっと流したにしては、小説の中では非常に重要なイベントが省かれていたり
それほど重要でない(私の中では)イベントが描かれていたりして
はたして監督はこの小説を深く理解しているのだろうかと疑問を抱く所も
いくつかありました

例えば、この映像が10分くらいでノルウェイの森の小説を紹介する
イメージ映像です という位置付けなら有りだったと思います
しかし、映画としてみると小説の持っている良い部分
(普遍的なテーマ 人間の生と死、男女の性や欲)
の表現がいまいちで、結局何が言いたかったのだろうと思ってしまいます

30/100点

もし小説と比べると、小説の良い所があまり表現されていなかったと思うので、
さらに酷評となってしまいますが、基本的には映画としての評価となりますので、
表現できていなかったとしても単純に原作が良いという点は加点として考え、
映像の美しさと松山けんいちと緑役の子の演技がなかなか良かったという所を
考慮してこれくらいの点数かなと思います
スポンサーサイト
【2010/12/26 10:28】 | 046 「ノルウェイの森」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 046 「ノルウェイの森」 written by knr
今年はこの作品を観覧するために生きていた
と言えば大袈裟ですが、それほど期待していた映画
学生時代、原作を読み、多大な影響を受け、
言わば自分の青春の塊は村上春樹だった

小説は結局、村上春樹以外読んでいない
他の小説も様々推薦されたが、引き込まれるものは無かった
これほど自分の波長と同期する創造物には出逢えなかった

独特の比喩表現、緻密で綿密な構成、時代の切り取り方
そして、物語全てを覆うその繊細で美しいリズム
何をとっても、私には必要なフィクションだった

ノルウェイの森の最後のページに感じたあの心の震えは
今でもハッキリ手に取るように感覚が残っている
なんというか五感全てが膠着し、緊張し、1になる感動

ということで、それらの思い出のエピソードを語り出すと
キリが無いのでこのへんにしておきますが、そういう貴重な原作

そして、映画の感想ですが、何も書く気も起りません
この映画は、ほぼ私のとって「ゼロ」の作品でした
ここまで思い入れが激しいので、どうしようもなく
稀な感想にはなるかもしれませんが、村上春樹ファンで
この作品に納得できる人は「ゼロ」だと思います

監督は、「青いパパイヤの香り」で衝撃を受けたトライ・アン・ユン
音楽は、ビートルズ とくれば期待は最高潮に達するはずでしたが・・・
小説の世界の解釈が乱暴で、表現はさらに稚拙
その微妙で繊細なトーンを何も表現していない演出に目を疑いました
また、役者の選定、特に直子は、イメージの崩壊に繋がっていた

3つの大きなポイントが完全に抜け落ちていた

・直子の死のシーンの繊細さ(過剰な演出をしてしまっていた)
・緑の物干し竿でのシーンの欠如
・ラストシーンの稚拙さ

また、この映画は、R12です
何故、こんなセーフティーな表現に留まったのか
商業映画として整理し、まとめる必要があるのであれば、
手をつけてはいけない
それは、監督もプロデューサーも役者も途中で気付いていたと思います
はじめから手をつけるべきでは無かったのだと思います
今の映画界のビジネスの仕組みの中にこの映画を嵌め込むには、
大きな覚悟と責任感が必要だった筈です
あまりに失望して詳細は書きませんが、やはりゼロです

敢えて良かった部分を書くと、それは音楽です
ワタナベが喪失したシーンでのCANの楽曲の採用
そして、その他の映画音楽
この部分は、プロ意識が高いクオリティーで
小説には無い独自の解釈が私には響きました

5/100

この映画は、単なるリハーサルです
逆に個人的には未来の希望が残りました
この意識と仕組みで作り上げる作品では無い
そのことが理解できただけでも良かったのかもしれません。
【2010/12/26 08:50】 | 046 「ノルウェイの森」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 046 「ノルウェイの森」 selected by knr
noruuxei

「ノルウェイの森」

【スタッフ】
監督: トラン・アン・ユン
製作: 寺嶋博礼
プロデューサー: 小川真司
原作: 村上春樹
脚本: トラン・アン・ユン
撮影: リー・ピンビン
美術: イェンケ・リュゲルヌ、安宅紀史
照明: 中村裕樹
録音: 浦田和治
編集: マリオ・バティスティル
音楽: ジョニー・グリーンウッド
主題歌: ザ・ビートルズ

【キャスト】
松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子
高良健吾、霧島れいか
初音映莉子、玉山鉄二、柄本時生
糸井重里、細野晴臣、高橋幸宏

【作品データ】
製作年度: 2010年/製作国・地域: 日本/上映時間: 133分

【解説】
1987年に刊行され、2010年10月の時点で発行部数1044万部を記録している
村上春樹の大ベストセラー小説「ノルウェイの森」。
この作品をベトナム系フランス人監督のトラン・アン・ユン監督が
松山ケンイチ、菊地凛子を主演に迎えて制作。
トラン・アン・ユン監督は、1960年代の日本を舞台に、
時代の匂いを色濃く映し出しながらも、いつの時代も変わらない自然の姿や、
人間の感情というものを鮮明に描き出している。村上春樹の小説の
大きな特徴である、海外文学のような会話のやりとりも、小説のままに再現。
第67回ヴェネチア国際映画祭 コンペティション部門 ノミネート
第7回ドバイ国際映画祭 最優秀作曲賞 受賞

【あらすじ】
親友・キズキを自殺で失ったワタナべは、東京で大学生活を送り始める。
ある日、ワタナベは偶然にキズキの恋人だった直子と出会い、毎週直子と
東京の街を散歩するようになる。しかし、直子の20歳の誕生日、
精神的に不安定になった直子と夜を共にする。
それ以来、ワタナベは直子と連絡がとれなくなってしまう。
さらに喪失感が深まり心を病んだ直子は、京都の療養施設に入所していたのだ。
直子に会いたくても会えない状況の中で、ワタナベは大学で出会った
不思議な魅力を持つ女の子・緑にも惹かれていく……。
【2010/12/26 07:46】 | 046 「ノルウェイの森」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。