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1WM 015 「ゆれる」 written by nak
なかなか難しい映画

おそらく1回目観た時と2回目観た時ではその見え方が変わってくるように
思います
この映画2回観ましたが、っというより感想を書くにあたって、あまりにも
時間が空きすぎてしまったためもう一度観ないといけなくなってしまったのですが、
それでもやっぱり解らないところがいくつかある
そういった所は、自分なりに想像していくしかないんだと思います
で、そういう所がこの映画の良いところなのかなと思います

描いているテーマが難しくて、人間の感情、兄弟愛があれば劣等感や独占欲もあり
恋愛感情があれば嫉妬心もあったり、いろんな人間の感情。
これらがタイトルにもあるように、まさにゆれている
言葉には言い表す事が難しい、人間の感情をこの映画は非常にしっかりと描いています

主役のオダギリジョウの演技も素晴らしいですが、なんと言っても
繊細で微妙な心のゆれを見事に演じきっている 香川照之は難しい役でしたが
素晴らしかったです

85点/100点
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【2008/12/31 22:11】 | 015 「ゆれる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM Academy Awards 2008
1WM_A_A

TAPの共有プロジェクトとして開始された「1 week movie」
なかなか楽しく進行させて頂きました
起案当初のもくろみでは、1週間に1作品ということでしたが、
日々の忙しさから計画通りには進まず・・・
しかし、こういう機会がないと映画も自発的には見られない状況が
ありましたので、良いキッカケにもなりましたし、もちろん勉強になりました
また、一番の収穫は「真剣に企画性を考えた」ということ
そこらへんに散らばっている思いつきで作られたモノではないので
評価は別にしても、「何故この作品は・・・だったのか」と深く話し合えました
では、せっかくなのでTAP忘年会にて決定した本年度の総括を致します
総評はまた別途行おうと思います。

■最優秀作品賞
「春夏秋冬そして春」(キム・ギドク)

・ノミネート作品
「春夏秋冬そして春」(キム・ギドク)
「青いパパイヤの香り」(トラン・アン・ユン)
「秒速5センチメートル」(新海誠)

■最優秀監督賞
「キム・ギドク」(春夏秋冬そして春)

・ノミネート作品
「キム・ギドク」(春夏秋冬そして春)
「西村美和」(ゆれる)

■最優秀主演男優賞
「マッシモ・トロイージ」(イル・ポスティーノ)

・ノミネート作品
「船越英一郎」(マリと子犬の物語)
「マッシモ・トロイージ」(イル・ポスティーノ)
「渡辺謙」(硫黄島からの手紙)

■最優秀主演女優賞
「岸恵子」(黒い十人の女)

・ノミネート作品
「樹木希林」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
「トラン・ヌー・イェン・ケー」(青いパパイヤの香り)
「岸恵子」(黒い十人の女)

■最優秀撮影賞
「秒速5センチメートル」
※正確には撮影ではなく、風景作画と言うべきかもしれません

・ノミネート作品
「エレファント」
「青いパパイヤの香り」
「秒速5センチメートル」

■最優秀脚本賞
「長い散歩」

・ノミネート作品
「人間蒸発」
「長い散歩」
「サルバドールの朝」

■最優秀録音賞
「硫黄島からの手紙」

・ノミネート作品
「エレファント」
「硫黄島からの手紙」
「長い散歩」

■最優秀編集賞
「秒速5センチメートル」

・ノミネート作品
「秒速5センチメートル」
「人間蒸発」
「エレファント」

■最優秀音楽賞
「秒速5センチメートル」

・ノミネート作品
「秒速5センチメートル」
「埋もれ木」
「春夏秋冬そして春」

■最優秀助演男優賞
「香川照之」(ゆれる)

・ノミネート作品
「香川照之」(ゆれる)
「松田翔太」(長い散歩)
「フィリップ・ノワレ」(イル・ポスティーノ)

■最優秀助演女優賞
「リュ・マン・サン」(青いパパイヤの香り)

・ノミネート作品
「佐々木麻緒」(マリと子犬の物語)
「リュ・マン・サン」(青いパパイヤの香り)
「早川佳江」(人間蒸発)

■Try Angle Pictures賞
「青いパパイヤの香り」

・ノミネート作品
「青いパパイヤの香り」
「秒速5センチメートル」
「埋もれ木」

※撮影・脚本・録音・編集・音楽の各賞は、
  作品としての評価であり敢えて個人名ではありません
【2008/12/31 18:09】 | 1WM Academy Awards 2008 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 015 「ゆれる」 written by shing
映像というものは結果的に、
文字で指し示すだけのディテールをはるかに超えなければならない
という命題を持ち合わせている運命だと思う。

だからすばらしい脚本というのは基本的に存在しないか、
ストーリーありきの小説あがりで無難なところを目指す傾向があると思う。

存在しないというところでは絵画に置き換えればまだ
デッサンの状況にしか過ぎず、作家映画という作品においては、
監督のみぞしるという共有の難しさもあると思う。

結果を想像できるかという作業は実は重要で、
映画制作というのはその工程に過ぎないのかもしれない。

その頭の中にある監督自身のイメージを役者やスタッフに
説得力を持って伝えることのできる人間が自分の中でのいい監督のイメージです。

本作に描かれるシチュエーションやテーマは今までにも観てきたけれど、
役者のテンション、緊迫感の持続性の凄さはやはりプロは凄いと感じさせる。

しかし同時にシークエンスのつなぎやインサート、
役者の演出に監督自身の感受性をも感じることができる。
ラストのナレーションでさらりと映画全体に流れているテーマふれるあたりも秀逸。

自分にとってはとても贅沢な映画を観ることができたと思う。

90/100


【2008/12/30 09:59】 | 015 「ゆれる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 015 「ゆれる」 written by knr
前回の「東京タワー~」と肩を並べるほどの評価を受けたと私は思っていた「ゆれる」
印象では、陰=「ゆれる」、陽=「東京タワー~」といった感じでしょうか
どちらもオダギリが主役ということもあり客観的にその評価のされ具合を含め、
対比して私はこの映画を観ることになりました

いやぁ~ この映画は非常に好感が持てました
シナリオ、エンジャー、的確なインサートショット、そして演出・・・
どれを取っても、ほとんど粗が無く、北野作品に通ずる完璧さがありました
インサートショット効果の狙い方は、まさに北野作品と同じ
むしろ、北野作品より、余韻を残すくらい拘った演出でした
ゆれる心を水面と置き換えているあたり、嫌みのない知的な正攻法
舞台設定も変に気を張っているわけでもなく、おそらく低予算で完結させていると思います

オダギリと香川の絶妙な演技も監督としての役割をしっかり果たしているのか、
非常に力量を引き出せていて、特に香川に至っては、感心の連続でした
また、転結あたりのドラマティックな構成もかなり練られたもので、
謎ではありませんが、ちょっと読解力が無ければ納得できない話になっています
TAPの評論会でも様々な解釈を個々持っていたくらいで、
見終わった後にこういった討論ができる映画も久しぶりな感じがしました
それと作品全体に漂っている生っぽい空気感も日本映画ならではのモノで、
日常音と画の質感を大切にしながら最後まで撮り切っています

西川三和監督は、是枝和裕監督作品に携わった方だということですが、
それもかなり納得させられました
是枝作品は徹底的な取材力の根拠によって、作品の細部が浮き出るものです
このエッセンスは今作に十二分に生かされており、人間の心情の動きが、
手に取るように読み解くことができました
映画は本来エンターテインメントでなければいけないものなんでしょうが、
その微妙なラインを攻めた結果がこの作品を生んだのでしょう
恐らくプロットの段階で、監督にはこの作品の完成型をしっかりイメージできています

敢えて詳細は書きませんが、映画制作を志す人達は、是非この作品を観るべきです
思いつきではなく、簡単に表現できない(できそうもない)人間の心情描写の行方が
じわりじわりと伝わってきます
やはり日本映画はこうでなくっちゃと再確認させてくれるはずです

90/100点

総合的に良く出来過ぎている作品を私はあまり好みませんが、
こんなに安心して物語に身を委ねることができる今作は、
今後も様々な影響を日本映画界に投じることになるでしょう。
【2008/12/29 03:21】 | 015 「ゆれる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 015 「ゆれる」 selected by knr
yureru

「ゆれる」

【スタッフ】
監督: 西川美和
脚本: 西川美和
音楽: カリフラワーズ

【キャスト】
オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子
木村祐一、ピエール瀧、田山涼成、河原さぶ、キタキマユ
田口トモロヲ、蟹江敬三

【作品データ】
製作年度: 2006年/製作国・地域: 日本/上映時間: 119分

【解説】
『蛇イチゴ』の西川美和監督が兄弟を主人公に、
家族のきずなや絶望からの再生を描くシリアスドラマ。
旧知の女性が転落死したことをきっかけに、
法廷で裁判にかけられる兄と弟の姿を見つめる。
『スクラップ・ヘブン』のオダギリジョーが“自由人”の弟を熱演。
その兄役に『バッシング』の香川照之。
人間のどろどろとした感情やエゴとそこからの救いを描く。

【あらすじ】
写真家の猛は、母の一周忌で帰郷した。
父と折り合いの悪い彼だが、温和な兄・稔とは良好な関係を保っている。
翌日、猛は稔、そして幼馴染の智恵子と渓谷へと向かった。
智恵子が見せる「一緒に東京へ行きたい」という態度をはぐらかして、
一人で自然へカメラを向ける猛。
そんな彼がふと吊橋を見上げた時、橋の上にもめている様子の稔と智恵子がいた。
そして次の瞬間、そこには谷底へ落ちた智恵子に混乱する稔の姿だけがあった…。
【2008/12/07 14:54】 | 015 「ゆれる」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 014 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 written by shing
この作品に関してはさんざん賛辞の嵐を聞く中で(もちろん国内のみ)の鑑賞となったものの、結果しては自分と世間的な評価とのギャップぶりにただただへこむだけの結果に終わってしまった。
ありきたりだからこそ万人に響く映画というのはわかるんだけれども、映像的な冒険も一切ないし、トータルで役者の魅力も引き出せていないのは当たり前の作りともいえる。
(ただただキャスティングが豪華なだけの部分はマスコミの芸能ネタにはまさにもってこいだろう)

個人個人のレベルでもっと壮絶なストーリーがあふれている昨今にあるし、苦労して育てた母親像、それを裏切るかのように生きてきた息子の人生、ようやく今になって母親にこころから有難うと言える。。。
だから?

ほんとうに見終わった感想はだから?としか言いようがなかった。

もしかしたらエッセイのほうはリリー・フランキーの文才でもってもっといいのかもしれないが、ヒットしたホンに対してすぐに映画化にかぶりつく日本映画の悪しき体質の権化とも言えるべき作品

30/100
【2008/12/07 10:33】 | 014 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
1WM 014 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 written by knr
日本アカデミーの賞を総なめした本作品
結論から言って、期待もしていただけに悲しい感想しか残らなかった

期待というのはその往年のアングラ界を支えてきた
オールキャストの雰囲気から湧き出る作品としての熱気だった
この小説がバカ売れした時、若干冷ややか目でその現象を俯瞰していた自分
ただ、映画化が決定してからはこのスタッフ陣営でどういうメッセージを
メジャーという立場から発信してくれるんだろうと期待していた
そういう意味で、期待外れだったということになる

作品としては上手くまとめていたし、個々役者もパフォーマンスを発揮していた
しかし、圧倒的なパワー感は無く、日本映画としては面白いシーンもあったが、
それ以上でも以下でもなかった

家族愛と言っても、この描き方は普通のものだったし、
攻める姿勢は残念ながら微塵も感じることができなかった
nakさんが書いているように個人対するメッセージはあったのかもしれないが、
この映画は、マスに対した映画だ
そう考えてしまうと無難に作り上げたスタッフ陣はえらく秀才なのかもしれないけれど
私が求めるのはそことは違うもっと研ぎ澄まされた攻めの姿勢があるものだった

評価は、55/100点
結局は資本によって作られた普通の映画
アカデミー授賞式のあの思わせぶりな演出はなんだったんだろうと痛切に感じた。
【2008/12/07 00:32】 | 014 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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