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1WM 027 「おくりびと」 written by knr
邦画が海外で評価を受ける映画が最近増えてきました
やはりそれは嬉しいことで、多分これからもその流れは加速していくんでしょう
だって、日本人は「創る」ことが得意な人種
独自の技術はもちろんそうですが、アレンジした場合でもクオリティーが高い
メディアは最近、日本製というブランドの崩壊を伝えていたりしますが、
まぁ、そういうバイオリズムもあるんでしょうが、結局は強いはず

そこで、今作「おくりびと」なんですが、これも海外の評価が高かった作品
納棺師をテーマに、恒久的なメッセージと日本の風景が融合して
素晴らしく秀作に仕上がっていました

特に私が注目したのは、主人公、小川の表情です
喜怒哀楽をハッキリ出さない徹底的な演出や役者の演技力に好感が持てました

人の日常下でほとんどの場合、喜怒哀楽を表に出すケースは少ない
感情に起伏があったとしても、演劇や映画のようにビビッドに生きることは少ない
この小川も一緒で、たくさんのイベントがあったとしても、冷静さがどこかにあります
ただ、その微妙な起伏は、しっかりと演技されていて妙にリアルでした
もちろん、言葉や情景描写でそれを観客に想像させるシーンもあり、
小説でも音楽でもなく、非常に映画独特の表現がなされている

また、山形の自然や久石の音楽もはまりまくっていて、映画の質感を確保し、
さらに納棺する小川の手捌きがは、非常に美しく、日本の繊細さを映し出していました
鳥の羽ばたき、鮭や石文の複線、それらの扱いも良かったです

私はこの映画を観て、また色々と再確認ができました
行き着くところは皆同じであって、それが人間っていうもの
結局、守るべきものの半径は非常に短いもので、ささやかなもの
シンプルに生きることの美しさと正しさを考えることができました
これ程までに見終わった後、清々しい感動がじわっと胸に残る作品は久し振りでした

85/100

邦画らしい邦画であり、かつ、全てに優しい旋律がこの映画にはあります
素直にこの映画を好きになれた自分に少し安心しました。
【2009/09/07 00:28】 | 027 「おくりびと」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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