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1WM 027 「おくりびと」 written by shing
映画を観るという行為はいわゆるTPOというものにかなり影響されるものであると思う。

近年、大画面の液晶TVなどもかなり普及している時代とはいえ、壮大なスケールなどのハリウッド映画などを家で観るのと映画館でみるのとはやはり次元が違うわけで、極論
を言えば、映画館で見た作品のみが評論をするに値するとも言えるかもしれない。

そんななかでもミニシアターで流すような作品はまだ劇場で観るのと、家で観るのに差異は感じない方である。
(演劇をTVでみることの違和感にくらべたら!)

さてそんな意味でこのおくりびとを観たタイミングは残念ながら最悪といえる。

「旅芸人の記録」の後に観てしまったからだ。

TAPメンバーはおおむね好評価ではあるが、もちろん日本人的な死生感や納棺師の所作の美しさ、山崎努の円熟した演技など、良質な日本映画であることが間違いない。

しかし良くも悪くもそこどまりということは否めない。
アンゲロプロスのような壮大で、精密なフラグメンツの組み合わせによる映画で構成した映画を観た後では、この作品はまっすぐ一本道が続くだけの映画だ。
それも限りなく見晴らしの良い。

映画の一部のシーンで納棺師が遅刻してくる、喪主はプロならおくれてるんじゃねえと叱責して気まずい状況のなかであったが、納棺師の真摯な仕事ぶりと所作に感動して怒ったことを詫びる。

ここが映画的な劇的演出を意識しすぎている気がする。

ちょっと遅れたくらいで怒るようなおっちゃんはそうそう
簡単に頭を下げるような輩はそう多くもないと思う。

謝るべきだったけど結局言い出せずにあと自己嫌悪に陥る位の方がよっぽど人間的に見える。

そういう演出の機微がすこしきれいにし過ぎている気がした
70/100
【2009/09/09 21:59】 | 027 「おくりびと」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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