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1WM 029 「奇跡の海」 written by shing
今作は私によるセレクトで、たしか10年前に一度観ていたのでした
それまで覚えていたことと言えば往年の洋楽の名曲に乗せてチャプターごとに映し出される美しいデジタル静止とブレプレの手持ちカメラの映像とエミリー・ワトソンの俵移したかのような演技なのでした
肝心のオチを忘れていて二回目をみて思い出したとき、当時、この作品をトータル的に名作の部類に入れなかったことが頷けました。
その理由であるラストシーンを相入れない人は多いと思いますが、これも監督の特権というやつですな
トリアー自体は映画の頭から尻までファンタジーとして描いていたのかもしれない・・・
じゃなければまともに映画を観進める人達からすればラストシーンのおかしさは至極当然の話です
最後に主人公がベッドの中で目をさまして夢でしたというあれです
彼の立ち上げたドグマ95という団体も商業映画のしがらみからの解放を掲げた団体なわけで、なんの躊躇もなくこういうオチをつけてしまうところにたいしてついついほくそ笑んでしまいます
これは二回観た余裕であるのかもしれないですが
TAP内で意見が割れるかもしれないがやはりヒロインの好みで言えば僕はダンサー~のビョークよりもこのエミリーのほうがすきやなぁ
まず、ビョークはトリアーの映画にでるまでにポップアイコンとしての地位を確立し過ぎていたし、個人的な嗜好としてどんなにいい音楽をしていてもファッション雑誌を飾るようなタイプは昔から無理なんですな・・・ストイックさがないというか・・・いいとか悪いとか、おもしろいとかおもしろくないとかいう次元を越えて私のなかではロベール・ブレッソンが神の領域です
映画を創ろうとする人間にとってすべては作品に向かう姿勢ではないでしょうか・・・
まぁ、本人の意志の関係ないところで時代が必要としているんでしょうが・・・
あのビョークが!女優というふれこみが大きすぎたんだなぁ、自分の中では
そういう所を受け入れない所は自分の頭の固い所です
あまり職業俳優というものに興味がないのかも
中期のソクーロフの役者起用法が一番理想ですが、
自主かインディーズのフォーマットでないとむりでしょうな
しかしそこには一期一会の輝きがあります、櫻の園のつみきみほ、1999年の夏休みの深津絵里、ロベール・ブレッソンは完全に職業俳優否定論者でした
私もその点では同調です。映画ビジネスとして成り立たせることが不可能な極論ですが、役者は後のただの広告塔込みの選定をされているはずです、少なくともメジャー映画というのは
トリアーは今までの自分のスタンスをある種裏切りました
それでもおそろしくすばらしい内容を作り上げてしまうからすごい。
ただその制作に関するしがらみの背景をどうしても最後まで切り離すことができなかったというところでしょうか
最近は映画を観れば観るほどべつに平均点の映画である必要はなくなっている自分がいます・・・
そういう作品はたいてい10年後には忘れ去られているからなぁ
記憶というのは正直ですな・・・というわけで

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【2009/11/22 02:57】 | 029 「奇跡の海」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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