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1WM 036 「ドッグヴィル」 written by knr
今回の作品は、私の友人のオススメを強引にshigに薦めて実現した映画
1WMでは「奇跡の海」に続いてトリアー監督作品は2本目

1セットのシチュエーションで手持ちカメラ、そして、ニコール・キッドマン主演
奇跡的なプロジェクトで成り立っている非常に興味深い作品でした
なんというか虐げられるとはこういうことなんだなと痛感し、
人間の哲学的な「負」の部分を存分に露出させた問題作だった
コンセプトがまた新しいコンセプトを生み出すような映画で、
かなりの長時間だったのですが、ハラハもさせられました

裏切りなどとはちょっと違うのですが、窮地に立たされ、
自分を保守する時って理性もクソも無くなるわけで、
しかも集団での思想の連結の中では尚更正しい自我を保つことは難しい
それは、実生活でも同じようなことが言えると思う、
精神的に立場を維持するのは至極普通なことで、現実的ですが、
この物語に登場する人々はあまりにも心の枯れを長く維持し過ぎた
一度心が枯れてしまうと、ほとんどの場合、復旧は不可能
貧しいだとか、不遇だとかは、人間の本質を動物化してしまう
動物化というのはかなり投げやりな言い方ですが、
弱肉強食めいた理性に思考が向かっていくのは、まさに動物的です

あと、セットなど美術がかなり手の込んだもので、
簡略化され模型化されたシチュエーションだからこそ、
無駄な「見てくれ」が見えず、逆に想像力が掻きたたれました

ただ、1点、ものいいを言いたい
ラストシーンは、優し過ぎたのではないでしょうか
あそこまで丁寧に人間模様を描写していれば、
その分、観客は十分に登場人物に感情移入するはず
それなのに妙にラストシーンはあっさりしていた
どうせバッドならその最高の演出を見せてほしかった

80/100

精神的発禁レベルまで作品を押し上げてこそ(描き切ってこそ)
この作品はさらに光るものになったのではないだろうか
ラストシーンの根拠の裏付けをリアルに見れなかった分、
私は若干の消化不良を感じてしまいました。
【2010/04/29 01:30】 | 036 「ドッグヴィル」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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