FC2ブログ
1WM 013 「エレファント」 witten by knr
TAP東京班、okamの好きな作品「エレファント」 それをshingがセレクト

公開当時話題になっていたのは知っていたけどやはり観ていなかった
そういうわけで1WMはいつも少し得した気分になります

コロラド州コロンバイン高校の銃乱射事件は今でも記憶に残っています
日本国内ではゴシップのように、時には必要以上の心理的検証がありました
サブカル層には、この犯人を崇拝していた現象も起こっていた
キレる若者 そのいうキーワードにバッチリはめて私は少々しらけていました
結局、このような事件は、現象学で語るのはタブーで、至って個人的な事情が絡み
運悪くその方向性が具現化するニッチなケースです
もちろんマスコミは、ニッチな事件を仰々しく現象化するプロであって、
私達はそのマスメディアに踊らされることなくちゃんとメディアリテラシーの原則の元で
自分なりに解釈すれば良いと私は思っています

と書いてしまうとやはり仰々しくなりますが、
この監督はそれらの細々したゴミ的な論調をうっちゃって非常に美しく描いていました
動機に理論などはなく、殺意は課程であって何の思想も描いていません
間違ってもこれはメッセージ映画ではないのです
ただ、スクリーンに映し出される主人公達の日常は、妙に普通で
だからこそこのラストに起こる無機質な乱射シーンは冷たく響いた
何よりそれら全ての描き方、主人公達の日常の交錯が心地良い
色は北欧系、登場人物はナチュラルで新鮮な演技(ほとんどが素人)
okamが好むというのも非常に理解ができますし、私も単純にこの演出は好きです
ある意味この静かな衝動を軽やかに描いた演出は誰もしなかった手法でもあります
前衛を気取ったり、複線をぶった切る軽快で綿密なプロット
日本の映画監督もこのシタタカナ演出と質感を見習ってほしい

ボウリング・フォー・コロンバインを観て、また再び本作のプロットの裏側を検証します
映画的には70/100点 ただ、このナチュラルな質感はずっと印象に残ります。
【2008/09/14 22:53】 | 013 「エレファント」 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<1WM 013 「エレファント」 witten by nak | ホーム | 1WM 013 「エレファント」 selected by shing>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://tryanglepictures.blog95.fc2.com/tb.php/61-8fa18cdd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |